昨今の建築を取り巻く環境は大きく変わってきています。ご存知の通り耐震偽造により始まった建築物の遵法化への厳しい対応は既存建物にまで及んでいます。
我々ケークリエイトは「建築物に新たな価値観を与えること」というミッションを実現すべく既存建物の遵法化業務にチャレンジし続けます。
高度成長期からバブル経済まではスクラップ&ビルドで建物は旬の時期を過ぎると解体され建替えることが通常でした。しかし、失われた10年以降は既存建物(ストック)をいかに有効な資産に変えるかが問われてきています。
既存建物(ストック)を取り巻く問題は多岐に渡り、耐震性の問題、設備の更新時期、周辺の新築案件との競争力、省エネ対応などハードからソフトに至るまであらゆる課題があります。その中でも特に遵法化の問題は建物を再生(リボーン)するうえで避けて通れない問題です。
ひと頃は違反建築物は増改築はおろか改修工事にまで規制が掛かり、既存を維持することしかできない状況でしたが、昨年には国土交通省から違反建築物、特に検査済証を受領していない建築物についての取り扱いガイドラインが出されるなど、既存ストックを有用に活用するべく法整備が進んでいます。
一口に遵法化と言っても千差万別で建物毎に詳細に調査を行い、何が法律に適合していない事項なのかを判別し、その解決方法を検討し、関係諸官庁の指導の基、遵法化に取り組んでいくことになる為、時間が掛かる場合もあり、当然遵法・適合に対応する為の費用が掛かることになります。
さらには内容によっては必ずしも遵法化できる事ではない場合もあり得ます。我々ケークリエイトは、そうした場合も建物価値を落さないことを優先してベストソリューションを求めて行きます。
100%は難しくてもお客様の満足を得られるまで、諦めずに取り組む姿勢を見届けて頂きたいと考えています。
株式会社ケークリエイト
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